はろ〜。結婚で弟に先を越されたつたです。(彼女すらいません)
さて、今回から新たな企画を始めてみました。
その名も「マジでやめとけバイトシリーズ」です。
今まで、様々なバイトをしてきましたが、その中でももう2度とやりたくない、バイトを紹介していきたいと思います。
今回はその第一弾!!
もうね、一言で言うと、カスバイトですよ。
イベント設営のバイトとは?
最初に今回紹介したいバイトは、「イベント設営」のバイトです。
自分は10年ぐらい前に一度だけやったことあるのですが、本当に最悪でした。
(この前、テレビでステージの裏側みたいな番組をやっていたのですが、そこでこのバイトの様子が映っていてかわいそうだなと思いながら、見ていたので、多分、10年たったいまでも特にかわらないと思います)
もう、本当に2度とやりたくないし、やろうとしている人がいたら全力で止めてあげたいそんなバイトです。
で、どういうバイトかと言うと、名前の通り、イベントの設営なんですけど、例えば、アーティストのライブとか行くと、巨大なスクリーン、スピーカー、椅子などが、用意されていますよね?
あれの準備をするのが、そのバイトの内容です。
ああ言うのって、そもそもコンサート会場とか、スタジアムとかで、やる場合、場所のレンタル時間が限られているので、ほとんどの場合が、夜通しで行われます。なので、だいたいが深夜または早朝なんです。
きつい・人権ない・得るものがない
で、早速なにが最悪かというと、まず1つ目!
とりあえず、きつい!!
いや、まぁ設営と言っても色々あるので、一概に言えませんが、とりあえず、大物アーティストのライブはマジでやばいです。
どう言う風にやばいかと言うと、1つ1つのパーツが大きい(例えば、スピーカーとか、ステージの骨組み(鉄パイプ))ので、めちゃくちゃ重たいです。
それから、基本的に突っ立って指示待ちの時間が長いです。(暇)
もちろん、暇だからと言って、喋ったり、ケイタイいじったりとかは怒られるので絶対にできません。
トイレに行ってサボるとかもできなかったと思います。(アウェイ感半端ないので)
それに喉が渇いたから、水を飲むとかも休憩時間まではできません。
(というか、水ぐらい飲ませろよ。脱水症状で死ぬぞ!)
あと、自分が作業したときは、夜中だったので、電車も動いておらず、なんだか孤独な気分になりました。
次に、2つ目!
バイトに人権がない!
これ、どう言うことか言うと、基本的に同じようなバイトの人が100人以上いるので、指示をする人間(社員の人)は名前とかは覚えません(まぁ、当たり前ですが)
じゃあ、指示する時は、どうするのか?
こういう風に呼ばれます。
「バイト君!」
・・・
・・・・・
・・・・・・・・・・
「バイト君ってなんやねん!」
いや、もう以前自分が働いた時は、マジでこいつ殴ってやろうかと思いましたからね。
心の中で、「死ね、底辺!!」って叫びましたよ。
まぁ、だからと言って、自分が社員の立場だったら、きっとおそらくバイトくんって呼ぶとは思いますが笑
それから、これは単純にすごいなと思ったのですが、一応、バイトには手ぶらで言って、汚い軍手と誰がかぶったかわからない湿ったヘルメットが貸し出されるのですが、(これもつらい。)ヘルメットの色がそれぞれ違うんです。
例えば、100人バイトがいたとしたら、25人は青色、25人は黄色、25人は赤色、25人は緑色みたいな感じで、わかれているのですが、これは何を表しているかというと、色別で作業が分かれているんです。
照明は何色、イスは何色、ステージは何色みたいな感じで。
そう、もうあっちはね、金払ってるから感が半端ないんですよ。
金払えば何してもいいと思ってんのかというぐらい、扱いが雑です。
まぁ、はっきり言って、リテラシー的なものはかけらもなかったですね。
最近、Twitterに頭のおかしい行動をして、動画アップして、炎上している人たちがいますが、ほんとに表に出てないだけで、それぐらい頭のおかしい人たちが普通にいます。(もちろん、全員がそうと言うわけではありませんが・・・)
そして、最後に3つ目!
何も得るものはない!
↑のタイトルは流石に大げさだろと思った人がいるかもしれませんが、本当にお金以外は何も得られません。(お金も決して高いとは言えない)
その代わり、失うものはたくさんあります。
まず、生きる気力。そして、時間。さらに、知力。
まぁ、暇な時間がたくさんあるので、自分を見つめ直す時間としてはいいかもしれません(皮肉)
本当に、突っ立て指示を待つ(何もすることがない)→重いものを持ったり、支えたりするを8時間繰り返します。
もちろん、アーティストの顔が見れるとかもありません。(基本的に設営が終わってから、ライブ会場にアーティスト来ますからね笑)
それに、誰からも感謝されません。
誰からも感謝されません。
(誤解がないように2回言いました)
あと、↑の3つとは少し話がそれますが、深夜の場合、確か休憩時間に弁当が出たと思うのですが、この弁当自体は別にまずいとかはないですが(おいしいということもない)、普通に床に座らされて食べるので、なんかプチ刑務所体験みたいな感じになります。いや、刑務所というより拘置所??
とりあえず、肉体と精神を削って、1万円もらうといった感じです。
イベント設営会社(主にイベント設営会社の下請け)の煽り文句に気をつけろ!!
てな感じで、とりあえずやめておいた方がいいよ〜ということを書いてきましたが、じゃあなんでそんなきついのにも関わらず、犠牲者があとを立たないのか?
その理由も書いておきたいと思います。
みなさん、おそらくバイトを探した経験がある方であればわかると思うのですが、こんな文字を見たことはないでしょうか?
「有名アーティストのステージ設営に立ち会える!」
「速攻で稼げます!」
「金欠でピーンチ!でも、大丈夫。日給1万円保障!」
みたいな文言です。
いや、確かにね。嘘はついていないんですよ。嘘は。
でも、実態とか何にも書いていないですからね。
これで、やっぱり経験したことない人はやられてしまうんです。
確かに、コンビニとかに比べれば、稼げるかもしれないですし、有名なアーティストの設営に携われるのをいいと思うかもしれません。
日払いのところが多いので、良さそうと思うかもしれません。
ですが、考えて欲しいんです。
確かに、1日で1万円は大きいかもしれませんが、↑でも書いた通り、それ以上にたくさんのものを失うんです。
なので、重いものを持つのが平気でお金を稼ぎたいなら、引っ越しの方がいいです。落としたら終わりなのは、どちらも同じなので。
引っ越しの方がまだ人権あります。
そして、暇なのがいい人は、まだ警備員の方がいいです。
(自宅警備員ジャナイヨ!)
給料がいいので!
そう言えば、言うの忘れていましたが、喋らなくていいから良さそうと思うかもしれませんが、普通に喋ります。というか、状況によっては、「何したらいいですか?」って聞きに行かないといけないこともあるので、めちゃくちゃだるいです。一年も二年もやるわけじゃないので、やる気もでないですしね。
てな、感じで長々と書いてしまいましたが、とりあえずイベント設営(特に大物アーティスト系のライブ会場の設営)はやめておくことをおすすめします。
まぁ、怖いもの見たさ?にやってみるのはいいかもしれませんが・・・。
きっと、その時、この記事の意味がよくわかると思います笑
というよな感じで、今回は終わります。
この記事を見てくれた人が一人でも救われることを願って・・・
し〜ゆ〜!!