案外、Slerも悪くなかったなという話

はろ~。サザエさんを毎週しっかり見ないと次の日から仕事頑張れない、つたです。

 

SlerからWebに転向しました

今回はSlerとWebの話です。

 

最近、転職をしたのでその事を書こうと思います。

 

んで、何から何に転職したかと言いますと・・・

まぁ、題名からもわかる通り、SlerからWebに転職しました。

 

IT関連の仕事をされてるかたは、よく耳にするあれです。

 

それで、今日の本題なのですが、検索で「Sler Web系」なんて検索すると、

Webが最高でSlerは終わってるなんていう記事が目立ちますが、

転職して気づきました。

 

 

はっきり言ってそれはです。

 

 

というより、おそらくその記事はWebに行きたかった人にインタビュー又はWebに行きたかった人が記事を書いてるのでそうなるだけです。

 

別にSlerは終わっていませんし、あくまでもSlerとWebはジャンルが違うだけでどっちが言い悪いという話ではありません。

 

どっちもいいとこもあれば悪いところもあります。

 

なので、就職したいと思う人や転職したいと思う人は鵜呑みにしないほうがいいです。

 

 

こればっかりは両方経験するのが、1番いいのですが、人によってはなかなか難しいところもあると思うので、参考程度に自分の感想を書いておこうと思います。

 

SlerとWebの両方を経験して、感じたこと

 

まず、Slerですが、

  • 開発に使用するツールなどがある程度決まっている。
  • 作って納品することが仕事
  • 品質にこだわるので、テストなどはきちんとしている
  • スケジュールにはとてもシビア
  • 基本的には1つのシステムに長くいる事が多い
  • 一人一人の役割はある程度決まっている
  • 大規模なシステムに携わることができる
  • 自分がいなくても・・・と思ってしまうことがある
  • 売り上げは基本的には安定しているので、よっぽどの事がない限りボーナスも大幅ダウンしない(作って納品すると売り上げになるという点で)

 

次にweb、

  • 開発に使用するツールは自分で選ぶ
  • 日々、改善できることを考え続けなればならない。
  • 新しい事を常に吸収しなければならない
  • 売り上げの事を常に考える
  • 自分の作ったシステムが世に出ないこともある
  • Slerに比べるとテストに関しては遅れている
  • エンジニアでも企画、デザイン、プログラムの全てをやらなければならない場合もある
  • 売り上げが出なければすぐにチームが解散することがある
  • サイクルが短い
  • ユーザーの声が直接届く
  • なんとなくイケイケな感じがする(若い人の比率が多いので)

 

 

他にも色々細かいことはありますが、

自分の感想としてはこんな感じです。

 

まぁ、とはいっても企業によっていろいろ、なんならチームによっていろいろ

なのでそういう意味では他の人から見てみればこんな記事すらも邪道かも知れませんが、

まぁ、一応です。

(実際、開発ツールの話なんてSlerでも自由にできるところもありますからね)

 

WebよりのSlerもあればSlerよりのWebもあるので、本当に参考程度にお願いします。

 

 

ちなみにですが、エンジニアとしての業界経験がないのであれば、多分最初はSlerの方がいいと思います。

 

Webの方がツールを自分で決められるし、いろんなことできて楽しそうと思うかもしれませんが周りの人と違うツールを使えば質問できないし、ただでさえプログラミングの経験が少ないなかで、html、css 、javascript、phpだけでなく、企画書も作ってデザインもするってかなりキツイと思います。(一応、企画チームはいますがよりよいサービスを作るのであれば開発者も企画を考えるべきです。)

 

まぁ、流石に入社してすぐに色々やれとは言われないと思いますが、意識はさせられると思います。

 

あと、基本的には少数精鋭なので、手取り足取り教えてくれるのは無理だと思っておいた方がいいです。

 

もちろん、それは裏を返せば、何でもできる人になれるので、

将来、そういう道であれば起業などはしやすいと思うし、

趣味で何かを作るなんてこともできますが・・・

 

逆に、Slerは顧客との調整をおこなわなければならないので、それはそれでという部分はありますが、やっぱりそれなりにWebに比べれば古い業界なので、40代50代の人もたくさんいて、中にはすごい技術者もいるし、大規模なシステムであれば人の入れ替わりも激しいので、

開発ドキュメントもきちんと整備されています。

 

チームの中には教育担当的なポジション(教えたがり)でいろいろ教えてくれる人もいますし、人に技術のことを語りたい変態(いい意味で)もいます(笑)

 

ただ、納期にはとても厳しい世界です。

 

デスマーチなんていう言葉ももはやこの業界特有の物になりつつあります。

 

最近はましになった。という人もいますがまだまだ労働時間が300時間~の

人もいるのが実情です。

 

なんだか、少し話しがそれてしまったような気もしますが、

とりあえず話をまとめると、

 

まとめ

所詮、ネットの情報はネットの情報なので決して鵜呑みにせず、

参考程度にしておくことがいいと思います。

 

それから、SlerであろうがWebであろうが、

休みの日でも勉強をしてるやつが、

勝つ世界なので、まず業界に入ったら、

勉強することを強くおすすめします。

 

業務時間外でこんなに勉強しないとやっていけない業界も

なかなかありませんが・・・

 

もちろん、技術は廃れてしまうので、

何歳になっても勉強が必要です。

 

終わりはありません。

 

大人になってまで学生の時みたいに、

家でも勉強したくないと思っている人もいると思いますが、

勉強せずに「わかりません」とか言っている人が

何人かクビになっているのを見たことあるので、

最初のうちはとくに勉強しておいた方がいいです。

 

 

それがしばらく経つと習慣になって楽しくなるので。

 

 

最後になりましたが、この記事は参考程度にお願いします。

 

それではよいエンジニアライフをお過ごしください!

 

しーゆー!